「大祓」という言葉、聞いたことがありますか?
神社で行われる神事の1つですが、我が家の年末の恒例行事ともなっています。
11年間、毎年12月にやっている自宅の大祓。人からはめずらしいと言われます。私も最初に夫に言われたときは、そのような風習がなかったので、「え?あやしくない?」と思ったものです。
今ではいつもの行事になった我が家での大祓を紹介します。
大祓おおはらいとは
大祓とは、6月と12月に、罪やけがれをはらい清めるために行われる神事のことです。
6月の大祓を夏越(なごし)の祓と呼び、12月に行われるものは年越の祓といいます。年に二度行われ、大祓の儀式が風物詩となっている神社もあります。
こちらは「夏越の大祓」の写真↓

スピリチュアルなことに関心のある人は、聞いたことがある行事でしょう。
年末に行う大祓はこんな意味を持ちます。
十二月の大祓は年越の祓とも呼ばれ、新たな年を迎えるために心身を清める祓いです。
「神社本庁」ホームページより引用
まさに新年を迎える準備として、我が家では年末の恒例行事となっています。
自宅の大祓ってどんなことをやるの?
我が家では毎年12月に、神社の神主さんに自宅に来てもらいます。
まずは神棚の御札としめ縄を新しいものに取り替えることから。
そして神棚に向かって祝詞を奏上し、家族全員の安全祈願をしてもらいます。

また敷地内の四方に清めの塩と酒を撒いて、お祓いもしてもらいます。

「払い給え 清め給え 」と言いながら、日本酒一升・粗塩・米一合にお清めの砂を混ぜたものを庭や玄関周りにまきます。

1時間ほどで終了。
終わったら神主さんと一緒にお茶を飲み、1年に起こったことをとりとめなく雑談して、終わりになります。
大祓いを終えて
今年も12月の初めに、家周りをお祓いをしてもらいました。
終わると家の中の空気がすっきりと清められたように、清々しくなります。
同時に気持ちもシャキッと引き締まります。
大祓の前には、家をキレイに整えないといけないため、年末の大掃除にも強制力がかかります。
それまでに掃除を終えるのは時間的にかなりプレッシャーなのですが、おかげで大祓が終わるとゆっくり年末を迎えられるんです。
お祓いと大掃除、一石二鳥でもあり、気持ちが引き締まるので、おすすめです。
家の大祓いに興味があるは、地元の氏神さまの神社に問い合わせてみてください。
地域の氏神さまがどこなのかわからない方は、お住まいの県の神社庁に問い合わせて調べることができます。
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