専業主婦から働きたいと思ったらまずやること|女性の再就職

私は41歳で「フルタイム復帰したい！」と思い立ち、そこから就職に結びつくような行動を開始し始めました。子育てのブランクを12年経て、今は正社員として働いています。

最初は「働きたい」と思っても「自分の年齢ではもう無理だ」と諦める気持ちもありました。でもやってみると無理ではありませんでした。もちろん簡単に職が見つかったわけではありませんが。

現在、子育てに専念しているけど実は働きたいと思っている方に向けて、「私にもできるかも」と思ってもらえたらと思い、この記事を書いています。

自分の時間を作ろう

まずは一人の時間を作りませんか？

あなたが本来やりたいことは何ですか？
どんな自分が好きですか？
1日自由になるとしたら何をしますか？

きっとこれを読んでいる方は家族のお世話で忙しく、なかなか自分のための時間が取れていないのではないでしょうか。

今はどこかに押し込めてしまっているかもしれまんせが、ぜひ自分の欲望に耳を傾けてみてください。

私の当時の欲望は「自分は本当は働いて社会で認められたい」ということでした。

長年その欲望をおさえ続けていました。でも子供が少し大きくなってからはおさえきれなくなって、その欲望に向き合うことにしました。

私は後悔していることがあります。

それは「子どもが大きくなったら」「時間が出来たら」と行動に移すことを先延ばしにしていたことです。

時間は自分で作らないでいると、気づいたら家事で一日が終わることで毎日が過ぎていきました。

やりたいことがあれば「今」時間を作ってやりませんか。「自分のため」「私」のために時間を使ってみることをおすすめします。

情報を集めよう

働くための情報を集めましょう。どんな職場があるか、どんな条件なのか、自分でフリーランスでできることはないか、色々調べてみると視野が広がります。

働いている人に聞く

すでに周りで働いているママ友に、どうやって仕事を見つけたか、なぜその仕事が選んだかを聞いてみましょう。
口コミだけで募集されている主婦が働きやすい穴場の職場もあります。
紹介ですぐに人が決まるので公募する必要がない働きやすい職がある可能性もあります。
積極的に友達に話を聞いてみましょう。

インターネットで検索する

もちろん、インターネット検索でもたくさんの情報が見つかると思います。どんな仕事があるのか、今求められているニーズはどんなものかなど、事前に情報を集めておくと後々の選択肢が広がります。

また今のニーズを知りたいなら、求人サイトに登録することもおすすめです。

マザーズハローワーク

東京仕事センター　女性しごと応援テラス

横浜市　女性としごと 応援デスク

主婦ジョブ

ただ、インターネット検索で調べると求人広告ばかり出てきたり、きらきらしたキャリアの持ち主だけに焦点を当てた記事が目につくかもしれません。

私の場合、あまりにタイプが異なる人の経歴を見ると、つい自分と比べて落ち込んでしまうこともありました。

そのときの自分にアドバイスしたいです。

個人ブログや書籍で実体験の情報を探していきました。

見つけた本を読み、さらにその参考文献となっている本を読んでいくと、同じ分野の情報が得やすくなりましたよ。

例えば

マンガだと手に取って読みやすく、働くことについての家族の反応や面接のシーンなど、共感できることが多いです。

情報収集が終わったら、次は行動にうつしてみましょう。

情報収集の段階で「私には無理なのでは」と思う方もいると思います。家族の状況や環境によって、事情はあると思います。

でも無理だと思う理由が、尻込みしていることが原因なのであれば、ぜひ一度行動してみてもらいたいです。

無理かどうかは自分ひとりではわかりません。根気よく見つけていくと、きっとニーズはありますよ。

プロに相談する

「働きたい」という気持ちがあれば、プロに相談してみましょう。

身近なところでは行政サービスがあります。どこの自治体でも女性の就職支援を行っています。
自治体や男女参画センターなどでは、キャリアカウンセラーによる無料相談窓口や就職支援セミナーを行っています。広報誌やHP等をこまめにチェックして、相談を受けてみましょう。

相談は、具体的に働く時期や仕事内容が決まっていなくても大丈夫。おおまかに何年後にどうしていたいという内容でもOKです。

自分の将来のプランを伝えると、そのために今できること・これからやっておいた方がいいことなどをアドバイスしてもらえます。

まずは相談機関に行ってみて、話を聞くことからスタートしましょう。話しているうちに自分の方向性が見えてくることもありますよ。

キャリアコンサルタントに相談をおすすめする記事もよければ参考にしてください。

スキルを磨く

「就職したいけどブランクがあって不安」「スキルが足りないのではないか」と感じて、前に進めない方には、就職支援講座に通い、スキルと自信を身に着けることをお勧めします。

以下のような長期コースのものから、合計3回程度の就職セミナーまで、ご自身のできる範囲のものに挑戦してみてください。

女性の再就職支援講座

• 日本女子大学リカレント教育課程
• 関西女子大学ハッピーキャリアプログラム
• 京都女子大学リカレント教育課程
• 明治大学女性のためのスマートキャリアプログラム
• 福岡女子大学女性のためのウェルカムバックプログラム
• ハローワークの就職支援講座

私はリカレント教育を受けて、その後就職しました。講座では就職できただけではなく、自分と同じように「働きたい」と思っている仲間に出会えたことで、私の人生を大きく変えました。

講座は厚生労働省の専門教育給付金対象講座となっています。これまで雇用保険に加入歴があれば、ハローワークに問合せをしてみましょう。過去の雇用保険の加入歴から20年間のブランクまでが認められるようになっています。該当しないかも、と思われる方も一度、お近くのハローワークにお問合せしてみてください。

まとめ

まずは自分の意志を確認して、情報収集からやってみましょう。そして次は行動。
行動するとまた見えてくる景色が変わってきます。難しく考えすぎずに、今できることからやってみませんか？

他にもこんな記事があるので、よければご参照ください。